アンへレスでは毎日がジョリビー
ジョリビー(Jollibee)とはフィリピン人のソウルフードである。
といっても食べ物の名前ではない。フィリピン国内において某超大手ハンバーガーチェーンを抑えファストフード業界シェアトップの人気チェーン店である。
フィリピンで起業したければジョリビーのフランチャイズをやればこけないとかなんとか。それほどまでに大人から子供まで絶大な支持を得ている。
アイスクリーム店から始まったジョリビーの創業は1975年と古く、大人世代も子供の頃から馴染みのある味なのだろう。
2015年現在フィリピン国内のほか近隣アジア諸国に加えアメリカや中東にも展開している。進出している国をみるとフィリピン人が出稼ぎに行っている上位国が多い。また多くのフィリピン人が暮らす日本やヨーロッパにも進出を計画している。
やはりジョリビーは故郷を思い起こさせるソウルフードなのだろう。
メニューはハンバーガーだけでなく、ライス、チキン、スパゲティなど様々なファストフードをごちゃまぜにしたようなラインナップである。
味付けはどのメニューもフィリピン人好みの甘目なので口に合わない人もいるかもしれない。
アンへレスでは他の風俗スポットよりも食事をとる場所が限られている。昼頃に目を覚ましホテルの朝食を逃してしまったらとりあえずジョリビーになってしまう。
女の子も当然好きな子が多いのでお昼に誘うと喜んでついてくる。そのためバイバイする場所はジョリビーのことが多い。
またバーホップの最中はろくに食べ物を胃に入れずアルコールばかり飲んでいるので酔い覚ましと気分転換に丁度良い。
甘くておやつ感覚で素早く食べることができかつ安い。いつもジョリビースパゲティとマカロニスープで軽く胃を満たせて気持ちを新たにバーホップに戻るのである。
バーホップに繰り出してはこのメニューで胃を休めているのだから、滞在中は毎日ジョリビーのお世話になっていることになる。
フィールズアベニュー付近にはテオドーロストリート(Teodoro St.)沿いとマッカーサーハイウェイ(MacArtur Hwy.)沿いの2ヶ所に店舗がある。
(2015現在)