アンへレスの日常 口説くために口説く
アンへレスの日常 口説くために口説く
店に入る。
すぐかわいい子が目に飛び込んできた。
日本人顏好みの顔だ。
雰囲気からチェリーの気がする。
客が付いているのでしばらく待ってみる。
30分くらいすると客は帰り彼女はステージへ。
細身ではないが顔は好みだ。
たまにはスタイルじゃなくて顔で選ぼう。
18歳。
やはりチェリー。
「かわいいから沢山声かけられるでしょ?」
「5人くらいかな。」
「今日だけで?外に行ける?」
「ダメだよ。お店の中だけ。」
「怖がらなくていいよ。寝るだけ。」
「まだ3日目だし。外に行ったことないよ。」
「じゃあ今日が初めてだね。」
「お姉さんが許さないの。お店も来週やめるし。」
チェリーはあからさまにムリという態度が多い。
この子は会話もちゃんとする。
押せば行けそうな気がする。
「お姉さんが良いと言えばOK?」
「・・・うん。」
「じゃあお姉さんと話すよ。」
「わかった・・・。呼んでくるね。」
ゴリゴリにスレたお姉さんが登場。
彼女もダンサー。似てないね。
「妹はチェリーだしお店の中だけなの。」
「いいじゃないですか。寝るだけですよ。」
ドリンクを奢り褒めちぎりお姉さんを接待。
その時間なんと2時間に達す。
スレたお姉さんを必死に口説いてるかのよう。
傍からはそう見えるだろうな。
「本当に寝るだけ?うーん・・・。」
「約束しますよ。」
「わかった。そのかわり早く帰してあげて。」
「明日は日本に帰るし6時頃には帰します。」
「OK。いいわ。」
「(イエス!)」
お姉さんが彼女に話をする。
「お姉さんOKだってさ。」
「うん。びっくりした。笑」
「じゃあ外行ける?」
「うん。」
ついに連れ出し成功。
達成感が半端ない。
「わたし男の人と寝るの初めてだよ。」
「(それは貴重な経験をありがとう)」
「怖がらなくていいよ。本当に寝るだけだから。」
「わかった。ホテルに行くのは今日が最初で最後ね。」
「(それは貴重な経験をありがとう)」
ホテルのレストランで夕食
「ここ眺めがいいね。」
「うん。デートみたいだね。」
「そうだね。デートも初めてだよ。」
「そんなにかわいいのになんでボーイフレンドいないの?」
「まずは勉強しなきゃ。そのあと就職して仕事覚えて・・・。」
「じゃあボーイフレンドできるの25歳くらいかな。」
「うーん。27歳くらい。笑」
「10年後だね。笑」
なんかすごく真面目な子。
食事を終えて部屋に戻り添い寝。
久々に健全な夜。
6時に目覚ましが鳴る。
しっかり抱きついて寝てくれてました。
次回来た時はもういない子。
一期一会ですね。