アンへレスでの交通手段
アンへレス市内での交通手段はトライシクルかジプニーとなる。特に昼間は日差しが痛いほど強いので、徒歩で行ける距離であっても利用した方が良いかもしれない。
トライシクル
トライシクル(略称:トライ)はバイクの横に客席を設けたサイドカーで小回りが利きどこへ行くにも便利である。街のいたる所に待機しており、またどこでも走っているのですぐに見つかる。滞在中に一番お世話になるのは恐らくトライだろう。
待機しているトライは直接待機場所へ行くか、手をあげ「トライ!」と言えば向こうから来てくれる。待機所の近くを通ると客引がうるさいので乗る気がないなら無視しよう。
走っている場合は日本のタクシーを止める要領と同じだ。
行先を告げ乗り込む前にしっかり運賃の確認しておこう。運賃は交渉次第だが近場であれば一律100ペソと考えていい。現地の人はもっと安いがムキになる価格差でもない。200ペソなどと吹っかけてくるドライバーもいるので100ペソになるまで値切ろう。ダメなら他に行けばいいだけだ。
後払いなので目的地についたら運賃を支払う。
ジプニー
ジプニーは乗り合いバスのようなもので、決まった停留所はなく好きなところで乗り降りができる。
乗るときは日本のタクシーを利用する要領で手を挙げ走っているジプニーを止める。降りる時は降車ボタンはないので「ストップ!」と言えば止まってくれる。
運賃は初乗り8ペソと信じられないくらい安い(10ペソ程度に値上げされるらしい?)。こちらは現地人と外国人で差をつけられることはなく同じ運賃だ。
車内は左右対面のベンチシートで、天井はやたらと低く腰をかがめて乗り降りすることになる。座っても小柄な現地人でもギリギリ天井に頭がついてしまう程で、大柄なファラン(白人)達は常に腰をかがめた状態で辛そうに乗っている。
乗り込んだらドライバーに運賃を渡す。後ろに座りドライバーに届かない場合、前の人に渡すとドライバーまでのコインリレーが始まる。コインリレーが自分にもまわってきたらびっくりせずに前の人かドライバーに渡そう。お釣りも同じ要領でドライバーから帰ってくる。
フィールズアベニュー(Fields Ave.)沿いにはジプニー乗り場があり、プリメタ(Perimeter)方面行きのMAIN GATE FRAIEND TERMINAL(写真左)とロビンソンズプレイス方面行きのAJDA BALIBAGO ANGELES HOLY TERMINAL(写真右)から構成されている。
どちらも時刻表はなく満席になり次第出発する。なおターミナルからプリメタ方面に行くジプニーに乗る場合は事前にチケットを購入する(途中で乗る場合は現金手渡しでよい)。
慣れていない方の利用はお勧めしないが、どうしても利用する場合は常にスリやホールドアップの可能性を意識しながら乗るようにして欲しい。
(2015現在)